熱海温泉のホテル大野屋を予約するとき、「東館と本館のどちらを選べばいいの?」と迷う方は多いのではないでしょうか。どちらも同じホテル内の客室ですが、予約画面を見ると、眺望や広さ、浴室の有無などが部屋ごとに異なります。
実は、ホテル大野屋の東館と本館は「新しい館と古い館」という単純な違いだけではありません。建物の築年数や食事内容については、公式サイトで館ごとの明確な比較情報が掲載されているわけではないため、客室タイプを基準に選ぶことが大切です。
この記事では、現在確認できる公式情報をもとに、東館と本館の客室、眺望、浴室、温泉、食事、アクセス、料金の考え方を比較します。最後まで読めば、自分の旅行に合う選び方が分かりますよ。
ホテル大野屋の東館と本館は何が違う?
結論からいうと、東館と本館を選ぶときは、館名だけで判断するよりも、予約画面に表示される「部屋の名前」を確認することが重要です。
| 比較項目 | 本館 | 東館 |
|---|---|---|
| 客室タイプ | 高層階の海側和室・和洋室、通常の和室・和洋室など | 海側和洋室、眺望なし和室10畳など |
| 眺望 | 海側・オーシャンビューの客室あり | 海側・オーシャンビューと眺望なしの客室あり |
| 客室内の浴室 | 浴槽付きの客室やアウトバス客室など、部屋により異なる | シャワーブースのみの客室が掲載されている |
| 温泉施設 | ホテル共用のローマ風呂、露天風呂、貸切風呂などを利用 | |
| 食事 | 基本的にホテル共通のバイキングプラン | |
つまり、海の景色を重視するなら「海側」「オーシャンビュー」と書かれた客室を選び、部屋で浴槽を使いたいなら「洗い場付バス」「バストイレ別」などの表記を確認する必要があります。


本館の客室と特徴
本館には、通常の和室や和洋室に加えて、高層階・海側の和室や和洋室が用意されています。公式の客室一覧には、ツインベッドと8畳・12畳の和室を組み合わせた和洋室や、和室二間タイプなどが掲載されています。
本館の魅力は、客室タイプの選択肢が比較的多いことです。少人数向けの部屋から、家族やグループで利用しやすい二間続きの部屋まで、人数に合わせて選びやすくなっています。
また、本館には高層階のオーシャンビュー客室があります。熱海の海を眺めたい方や、熱海海上花火大会の開催日に宿泊する方は、本館の高層階・海側客室を候補に入れる価値があります。ただし、同じ本館でもすべての部屋から海が見えるわけではないため、予約時の眺望表記は必ず確認しましょう。
客室内の浴室についても、部屋によって違いがあります。浴槽付きの客室がある一方で、ホテル全体には「訳あり」として眺望なし・アウトバスの客室も掲載されています。小さなお子さん連れや、部屋で入浴を済ませたい方は、客室詳細の確認が欠かせません。
東館の客室と特徴
東館には、海側の和洋室と、眺望なしの和室10畳などが掲載されています。海側の和洋室は、ツインベッドと和室を組み合わせたタイプで、角部屋として案内されている客室もあります。
一方、東館の和洋室や和室には、客室内に浴槽がなく、シャワーブースのみの部屋があります。大浴場や貸切風呂を利用する予定であれば問題になりにくいものの、部屋の浴槽でゆっくり入浴したい方には注意が必要です。
東館を選ぶ場合は、「東館だからすべて同じ設備」と考えず、予約する部屋の詳細を確認しましょう。同じ東館でも、海側か眺望なしか、和室か和洋室か、シャワーブースのみかどうかで、滞在の印象は変わります。
海の景色を重視する場合は、東館でも「海側」「オーシャンビュー」と明記された客室を選べば、熱海の海を眺めながら過ごせます。反対に、眺望なしの客室は料金を抑えやすい可能性があるため、部屋からの景色を重視しない方には選択肢になります。

眺望で選ぶなら東館と本館どちら?
眺望を重視する場合、館名ではなく客室名を見て選ぶのが正解です。本館にも東館にも海側の客室があり、どちらか一方だけがオーシャンビューというわけではありません。
本館では、高層階・最上階の海側客室が掲載されています。広い和室や和洋室から相模湾を眺めたい方には、本館の高層階が向いています。
東館では、海側の角部屋タイプが掲載されていることがあります。角部屋や海側客室を選べれば、窓から熱海の景色を楽しみやすくなるでしょう。
ただし、海側客室であっても、階数や窓の向きによって見え方は変わります。予約時には「海側」という表記だけでなく、オーシャンビュー、角部屋、高層階などの条件も確認すると安心です。
客室内のお風呂・トイレで比較
東館と本館を選ぶ際、特に注意したいのが客室内の浴室です。ホテル大野屋には、客室内に浴槽がある部屋だけでなく、シャワーブースのみの部屋や、アウトバスの部屋もあります。
現在の客室情報では、東館の海側和洋室や和室10畳に「内風呂はなく、シャワーブースのみ」と記載された部屋があります。そのため、温泉は大浴場や貸切風呂を利用するものと考えて予約する必要があります。
本館にも、浴槽付きの客室やバストイレ別の客室がある一方、眺望なし・アウトバスの客室もあります。したがって、「本館なら必ず浴槽がある」ともいえません。
次のような方は、予約前に客室設備を特に確認してください。
- 小さなお子さんと一緒に宿泊する方
- 高齢者や足腰に不安がある方
- 大浴場ではなく部屋で入浴したい方
- シャワーだけでなく浴槽を使いたい方
- トイレと浴室が別の部屋を希望する方
予約画面で「洗い場付バス」「バストイレ別」「シャワーブース」「アウトバス」などの表示を確認することが、失敗を防ぐポイントです。
温泉施設は館ごとに違う?
ホテル大野屋の温泉施設は、東館と本館で完全に分かれているわけではありません。宿泊者はホテル共用の温泉施設を利用する形になります。
ホテルの名物は、最大300名が入れる大規模なローマ風呂です。広い浴場で、一般的な温泉旅館とは違う独特の雰囲気を楽しめます。
このほか、相模湾を眺められる露天風呂や、6種類の貸切風呂も用意されています。貸切風呂は無料で利用できる案内がありますが、利用時間や受付方法は受付方法は変更される可能性があるため、チェックイン時に確認すると安心です。
なお、ホテル公式の温泉案内では、泉質は「カルシウム・ナトリウム-塩化物温泉」とされています。元記事にあった「アルカリ性単純温泉」という説明は正確ではありません。
東館と本館のどちらに泊まっても、ローマ風呂や露天風呂を楽しめる点は共通しています。温泉目的で選ぶなら、棟の違いよりも、客室から浴場までの移動距離や、貸切風呂を利用するかどうかを考えるとよいでしょう。
食事は本館と東館で違う?
食事についても、本館と東館で料理のグレードが明確に分かれているわけではありません。ホテル大野屋の現在の公式案内では、約80種類の和洋中バイキングと、約30種類のドリンクが紹介されています。
そのため、「本館は会席料理、東館は個室食」という元記事の説明は、通常の宿泊プランの比較としては適切ではありません。料理内容や食事会場は、宿泊プランや開催中のフェアによって変わる可能性があります。
バイキングでは、好きな料理を自分のペースで選べるため、家族旅行やグループ旅行にも向いています。食事内容を重視する場合は、館ではなく、予約するプランの夕食・朝食の条件を確認しましょう。
アクセスと館内移動の考え方
ホテル大野屋は静岡県熱海市和田浜南町にあり、目の前に相模湾が広がる立地です。熱海駅からは徒歩で約30分、バスでは約10分が公式案内の目安となっています。ホテルと熱海駅を結ぶ送迎バスも運行されていますが、時刻や運行内容は変更される場合があるため、利用前に確認してください。
車で訪れる場合は、約100台分の無料駐車場が用意されています。ただし、混雑時は縦列駐車になったり、近隣の有料駐車場を案内されたりする場合があります。
館内の移動については、客室の位置と利用する施設によって体感が変わります。大浴場、食事会場、貸切風呂、カラオケなど、利用したい施設の場所をチェックイン時に確認しておくと安心です。
特に、足腰に不安がある方やベビーカーを使う方は、予約時に客室の位置やエレベーターまでの距離をホテルへ問い合わせるとよいでしょう。「本館だから移動が楽」「東館だから必ず遠い」と一概には判断できません。
料金は東館と本館のどちらが安い?
宿泊料金は、棟だけで一律に決まっているわけではありません。宿泊日、人数、食事条件、客室の広さ、海側かどうか、浴室の有無によって変動します。
眺望なしやシャワーブースのみの客室は、海側の高層階客室より料金を抑えやすい傾向があります。一方、海側・高層階・広い和洋室などは、同じ館でも料金が高くなりやすいでしょう。
料金比較をするときは、次の条件をそろえることが大切です。
- 宿泊日と泊数
- 大人・子どもの人数
- 夕食・朝食の有無
- 部屋の広さと定員
- 海側か眺望なしか
- 浴槽付きかシャワーブースのみか
- 禁煙・喫煙の条件
単純に「東館のほうが高い」「本館のほうが安い」と決めつけず、同じ条件の客室同士で比較してください。
本館がおすすめの人
本館は、海側の高層階客室や広めの和室・和洋室を選びたい方に向いています。家族やグループで泊まる場合は、二間続きの部屋や定員の大きい客室を探しやすいでしょう。
また、部屋から熱海の海を眺めたい方は、本館の「高層階・海側」「最上階・海側」といった客室を候補にできます。花火大会の日に泊まる場合も、客室からの眺望を重視するなら早めの予約がおすすめです。
ただし、本館でもすべての客室が海側とは限らず、アウトバスの部屋もあります。予約時には部屋の名前と設備を必ず確認しましょう。
東館がおすすめの人
東館は、海側の和洋室や角部屋タイプを選びたい方に向いています。ベッドを使いたい方や、和室だけでなく和洋室で過ごしたい方には選択肢になります。
一方で、東館には浴槽ではなくシャワーブースのみの客室があるため、部屋風呂を重視する方は注意が必要です。温泉は大浴場や貸切風呂で楽しむものと割り切れる方なら、東館の客室も候補にしやすいでしょう。
眺望なしの和室10畳など、景色よりも宿泊料金や部屋の使いやすさを優先したい方向けの客室もあります。寝る場所として部屋を利用し、温泉や食事を中心に楽しみたい方には、こうした客室が合っています。
予約前に確認すべきチェックポイント
ホテル大野屋の東館と本館で後悔しないためには、館名だけでなく、次の項目を予約画面で確認してください。
- 海側・オーシャンビューか、眺望なしか
- 高層階・最上階かどうか
- 浴槽付きか、シャワーブースのみか
- アウトバスの客室ではないか
- 和室・和洋室・洋室のどれか
- 定員と実際の宿泊人数が合っているか
- 禁煙・喫煙の条件
- 食事の形式と開催中の料理フェア
- 貸切風呂や送迎バスの利用方法
特に「海が見える部屋」と「浴槽のある部屋」は、同時に満たせるとは限りません。景色と客室風呂のどちらを優先するか、予約前に決めておくと選びやすくなります。
ホテル大野屋の東館と本館、どちらを選ぶべき?
ホテル大野屋の東館と本館は、単純に「新しい館と古い館」「高い館と安い館」と分けられるものではありません。現在の客室情報を見ると、同じ館の中でも眺望や浴室、広さが異なります。
海の景色や広い客室を重視するなら、本館の高層階・海側客室、または東館の海側和洋室が候補になります。部屋で浴槽を使いたいなら、シャワーブースのみの客室を避け、浴室設備が明記された部屋を選びましょう。
温泉やバイキングを中心に楽しみ、客室の眺望にこだわらない場合は、眺望なしの客室を選んで宿泊費を抑える方法もあります。
ホテル大野屋は、300名規模のローマ風呂、相模湾を望む露天風呂、貸切風呂、種類豊富なバイキングが魅力の温泉ホテルです。東館か本館かで迷ったときは、まず「眺望」「客室風呂」「広さ」の優先順位を決め、その条件に合う部屋を選んでください。


