伊東温泉で宿泊先を探していると、「ハトヤホテル」と「サンハトヤ」という、よく似た名前のホテルが見つかります。
どちらもハトヤグループのホテルですが、建っている場所や温泉の特徴、客室、館内施設が異なります。
ハトヤホテルは、伊東の高台に位置し、5本の天然自噴温泉を使った大浴場と、昔ながらの温泉ホテルらしい雰囲気が魅力です。
一方のサンハトヤは、海岸線に建つホテルで、海底温泉「お魚風呂」や水着で楽しむスパ・プール施設が特徴です。
どちらがよいかは、温泉を中心に落ち着いて過ごしたいのか、海やプール、館内施設を家族で楽しみたいのかによって変わります。
この記事では、伊東のハトヤホテルとサンハトヤの違いを、立地、客室、温泉、プール、食事、アクセスなどから比較します。
ハトヤホテルとサンハトヤは別のホテル
ハトヤホテルとサンハトヤは、同じハトヤグループに属する別のホテルです。
ハトヤホテルは伊東市岡の高台にあり、サンハトヤは伊東市湯川の海岸沿いにあります。ホテル間も離れているため、予約時には別の宿泊施設として選ぶ必要があります。
| 比較項目 | ハトヤホテル | サンハトヤ |
|---|---|---|
| 立地 | 伊東の高台 | 海岸線沿い |
| 景色 | 海・伊東の街・山など。客室により異なる | 海を望む客室が中心 |
| 温泉 | 5本の天然自噴温泉を使った掛け流し | 海底温泉「お魚風呂」・露天風呂など |
| プール・水着施設 | 室内温水プール | 海の冒険、古代ビーチ、渚プールなど |
| 雰囲気 | 昔ながらの温泉ホテル | 海辺のリゾートホテル |
| 向いている旅行 | 温泉や眺望を楽しむ旅行 | 海・プール・館内施設を楽しむ家族旅行 |
簡単にまとめると、温泉を重視するならハトヤホテル、海や水着施設を楽しみたいならサンハトヤが選びやすいでしょう。


立地とアクセスの違い
ハトヤホテルは高台にある
ハトヤホテルは、伊東の街を見下ろす高台に位置しています。
公式サイトでは、相模湾、伊東の街並み、天城の山々を望める立地として案内されています。ただし、客室によって見える景色は異なるため、海の眺望を希望する場合は、海側指定のプランを選ぶ必要があります。
高台にあるため、海岸沿いを歩いてすぐ観光できる立地ではありません。その分、ホテルから景色を眺めながら、館内でゆっくり過ごす旅行に向いています。
サンハトヤは海岸線沿いにある
サンハトヤは、伊東の海岸線沿いに建つホテルです。
海を身近に感じられる立地で、客室や露天風呂から海の景色を楽しめることが大きな特徴です。
海沿いを散歩したい人や、ホテルから海を眺めながら過ごしたい人には、サンハトヤのほうが旅行のイメージに合いやすいでしょう。
伊東駅からはどちらも送迎バスを利用できる
ハトヤホテルとサンハトヤは、伊東駅から無料送迎バスが運行されています。
サンハトヤは、公式案内で伊東駅から約5分とされています。ハトヤホテルへの送迎もありますが、運行時間や乗り場、ホテル間の移動時刻は変更される場合があります。
送迎バスを利用する場合は、予約前や出発前に公式サイトで最新の時刻を確認してください。
車で訪れる場合は、どちらも普通乗用車用の駐車場を利用できます。
客室の違い
ハトヤホテルの客室
ハトヤホテルには、和室、洋室、特別室などの客室があります。
本館タイプは5名定員の和室10畳、新館タイプは7名定員の広めの和室として案内されています。ほかにもツインタイプの洋室や、和室と洋間を組み合わせた特別室があります。
ハトヤホテルの客室には、天然温泉を使った内風呂が備えられています。大浴場だけでなく、部屋のお風呂でも温泉を楽しみたい人には魅力的なポイントです。
ただし、海側の景色を希望する場合は追加料金が設定されることがあります。予約時には「海側眺望」や「街側」などの条件を確認しましょう。
サンハトヤの客室
サンハトヤには、和室、ツインルーム、特室和室、特室洋室、オーシャンフロント角部屋、スイートルームなどがあります。
特室和室は、奥間12畳、次間8畳、洋間を備えた広い客室です。特室洋室には、40~45㎡の洋室と、30~45㎡のテラスが付いています。
どちらも海を意識した客室ですが、客室タイプによって広さや設備が大きく異なります。
サンハトヤで海をしっかり楽しみたい場合は、一般的な和室ではなく、オーシャンフロントや展望風呂付きの特室などを検討するとよいでしょう。

温泉の違い
ハトヤホテルは5本の天然自噴温泉
ハトヤホテルの大きな魅力は、5本の天然自噴温泉です。
公式サイトでは、5本の自家源泉を引き込んだ温泉を掛け流しで利用していると案内されています。ただし、源泉の温度が高いため、加水して温度を調整する場合があります。
伊豆石を使った大浴場や男女別サウナがあり、海底温泉のような珍しさよりも、温泉そのものをゆっくり楽しむスタイルです。
また、ハトヤホテルは客室の内風呂にも天然温泉が使われています。大浴場が苦手な人や、好きな時間に温泉へ入りたい人にはうれしい設備でしょう。
サンハトヤは海底温泉「お魚風呂」
サンハトヤを代表する温泉施設が、海底温泉「お魚風呂」です。
浴槽の隣にある水槽を泳ぐ魚を眺めながら入浴できる、サンハトヤならではの個性的な温泉です。
小さな子どもはもちろん、大人にとっても珍しい入浴体験になります。一般的な温泉旅館とは違う、思い出に残るお風呂を楽しみたい人に向いています。
サンハトヤには、太平洋を望む露天風呂もあります。朝の時間帯には、海から昇る朝日を眺めながら入浴できることもあります。
プール・水着エリアの違い
ハトヤホテルは室内温水プール
ハトヤホテルには、幼児用プールを備えた室内温水プールがあります。
天候に左右されにくく、季節を問わず利用しやすい点がメリットです。温泉に入るだけでなく、ホテル内で子どもを遊ばせたい家族にも利用しやすいでしょう。
ただし、利用時間や休館日の翌日の開始時刻などが決められているため、宿泊日に利用できるか事前に確認してください。
サンハトヤは水着で楽しむ施設が充実
サンハトヤには、水着を着用して利用する「海の冒険」エリアがあります。
打たせ湯やウォータースライダーなどがあり、温泉に入るだけでなく、水着で遊びながら過ごせる施設です。
屋内の古代ビーチや、季節営業の渚プールなどもあります。プールや水着エリアを目的にするなら、ハトヤホテルよりもサンハトヤのほうが選択肢は多いでしょう。
ただし、営業期間や利用時間、メンテナンス日、年齢制限などが設定される場合があります。プール目的で宿泊する人は、必ず公式サイトの営業案内を確認してください。
食事の違い
ハトヤホテルはプランの選択肢が多い
ハトヤホテルでは、バイキング、海鮮和膳、料亭プラン、板長特選プランなど、宿泊プランによって食事内容を選べます。
食事会場や料理内容はプランによって異なるため、「ハトヤホテルならこの料理」と一律に決まっているわけではありません。
バイキングで好きな料理を選びたい人にも、落ち着いた会場で食事をしたい人にも、プランを選びやすい点がメリットです。
サンハトヤはレストランシアターが特徴
サンハトヤには、音と光のレーザーショーなどを演出に取り入れたレストランシアターがあります。
食事中の演出も含めて楽しめるため、料理だけでなく、ホテルらしいショーや雰囲気を味わいたい人に向いています。
ただし、ショーの内容や開催日、特別ゲストの有無は時期によって変わります。予約時には、食事会場と演出の内容を確認しておきましょう。
料金はどちらが安い?
ハトヤホテルとサンハトヤの料金は、宿泊日、客室、食事内容、人数によって変わります。
そのため、サンハトヤが必ず安い、ハトヤホテルのほうが必ず高いとはいえません。
ハトヤホテルには、バイキング付き、朝食付き、海側客室、訳あり客室など、複数の料金帯のプランがあります。
サンハトヤにも、一般的な和室から特室、オーシャンフロント、スイートまで客室の幅があります。
料金比較をするときは、次の条件をそろえて確認しましょう。
- 同じ宿泊日
- 同じ人数
- 同じ食事条件
- 同じ客室の向き
- プールや施設の利用券が含まれるか
- キャンセル条件
客室や食事の条件が違うまま料金だけを比べると、実際の満足度と合わなくなることがあります。
ハトヤホテルがおすすめな人
ハトヤホテルは、次のような人に向いています。
- 天然自噴温泉をじっくり楽しみたい人
- 客室のお風呂でも温泉に入りたい人
- 大浴場やサウナを重視する人
- 伊東の街や海、山の景色を楽しみたい人
- 昔ながらの温泉ホテルの雰囲気が好きな人
- 室内プールを利用したい家族
- 和室や特別室など、人数に合う部屋を選びたい人
温泉に入ることを旅行の中心にしたい人なら、ハトヤホテルを選びやすいでしょう。
特に、部屋のお風呂も温泉である点は、客室でゆっくり過ごしたい人にとって大きな魅力です。
サンハトヤがおすすめな人
サンハトヤは、次のような人に向いています。
- 海の近くで宿泊したい人
- 海を眺める客室や露天風呂を楽しみたい人
- 海底温泉「お魚風呂」に入りたい人
- ウォータースライダーや水着エリアで遊びたい家族
- 雨の日も館内で遊びたい人
- レストランシアターの演出を楽しみたい人
- 海辺のリゾート感を味わいたい人
サンハトヤは、温泉だけでなく、海、プール、ショー、館内施設を組み合わせて楽しめるホテルです。
ホテルの中で子どもと遊ぶ時間を重視する場合や、海を身近に感じる旅行をしたい場合は、サンハトヤが候補になります。
ハトヤホテルとサンハトヤはどちらを選ぶ?
ハトヤホテルとサンハトヤの違いを簡単にまとめると、次のようになります。
| 旅の目的 | おすすめ |
|---|---|
| 天然温泉を中心に楽しみたい | ハトヤホテル |
| 部屋のお風呂でも温泉に入りたい | ハトヤホテル |
| 海を目の前に感じたい | サンハトヤ |
| お魚風呂に入りたい | サンハトヤ |
| 水着エリアやプールで遊びたい | サンハトヤ |
| 室内プールを利用したい | ハトヤホテル |
| 食事プランを比較して選びたい | 両ホテルのプランを比較 |
夫婦や大人同士で温泉を中心に過ごしたいなら、ハトヤホテルが向いています。
家族で海やプール、お魚風呂を楽しみたいなら、サンハトヤのほうが旅行の目的に合いやすいでしょう。
ただし、子ども連れだから必ずサンハトヤ、大人だけだから必ずハトヤホテルというわけではありません。ハトヤホテルにも室内プールがあり、サンハトヤにもサウナやエステがあります。
誰と行くかだけでなく、「温泉」「海」「プール」「客室の温泉」のどれを一番重視するかで選ぶのがおすすめです。
予約前に確認しておきたいポイント
眺望を指定できるか
ハトヤホテルは、高台にありますが、すべての客室が海側とは限りません。海を見たい場合は、海側眺望のプランを選びましょう。
サンハトヤも、客室タイプによって海の見え方や窓の位置が異なります。オーシャンフロントや特室など、具体的な客室名を確認してください。
施設の営業日を確認する
プール、水着エリア、レストランシアターなどは、営業日や利用時間が変更される場合があります。
特に季節営業のプールを目的にする場合は、予約前に営業期間を確認しておくと安心です。
送迎バスの時間を確認する
両ホテルには伊東駅からの無料送迎がありますが、時刻表は変更されることがあります。
チェックイン前にホテルへ向かう場合や、チェックアウト後に観光へ行く場合は、送迎時刻に合わせて計画を立てましょう。
まとめ|温泉重視ならハトヤ、海や遊び重視ならサンハトヤ
伊東のハトヤホテルとサンハトヤは、同じハトヤグループのホテルですが、滞在の楽しみ方は大きく異なります。
ハトヤホテルは、高台からの景色、5本の天然自噴温泉、客室の温泉風呂、室内プールが魅力です。温泉に入ってゆっくり過ごしたい人や、昔ながらの温泉ホテルを楽しみたい人に向いています。
サンハトヤは、海岸線沿いの立地、海底温泉「お魚風呂」、海を望む露天風呂、水着エリア、レストランシアターが特徴です。海やプール、館内施設を家族で楽しみたい人におすすめです。
「どちらが高級か」「どちらが安いか」だけで判断するのではなく、客室、食事、眺望、温泉、プールの条件をそろえて比較しましょう。
温泉を最優先するならハトヤホテル、海や遊びを重視するならサンハトヤ。この基準で選べば、自分たちの旅行に合ったホテルを見つけやすくなります。


